田植えの風景

昨日、農家のYさんのところへ玄米を買いに行きました。いま田植えのシーズンです。Yさんはトラクターで田んぼをならしていました。2日ほどおいて田植えをするそうです。「なかなかえらい(疲れる)仕事ですで」とYさん。

トラクターがならしたあとには鷺の姿。カエルを捕まえるのでしょうか。畦を歩いていると青大将を2匹みました。田んぼはいのちをつなぐ場所なのでしょう。

真ん中に鷺の姿。わかりますか?

下の写真中央の山は二上山といいます。二上城というお城がありました。室町の世、因幡の国の守護が居住していました。その当時、周辺には千をこえる家があったそうです。因幡の中心は現在の鳥取市に移り、お城は廃城となりました。

Yさんによると、絹幕(きぬまき)という地名がのこっているそうです。二上城のお姫様が山から降りる際に絹の幕をはったという逸話からその名前でよばれるようになったとのこと。

山々の緑と青空、そして水を張った田んぼ。絵のような風景です。3年前、田んぼにコウノトリが飛来したとか。ことし降りたってくれないかなぁ。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“田植えの風景” への 1 件のフィードバック

  1. 「因幡の国の守護」と言えば、山陰に大きな勢力を誇り、「六分ノ一殿」と評された守護大名・山名一族ですね。山名氏の因幡支配の拠点が岩美町だったとは知りませんでした。機会ができれば訪れてみたいです。

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