梅雨のはじの雨の中、永代経法要と納骨堂法要をお勤めしました。本堂の外ではかえるの大合唱。つい先日まではウグイスの鳴き声が響いていましたが、季節もめぐったのでしょうか。

県に警報が出されたことも受け、こまめに消毒、距離をとり、換気に気をつけつつのお勤めでした。ご家族とのお別れという悲しみのなか、はじめて法要にお参りされた方もいらっしゃいました。

法要の後、もう一つ法要をお勤めました。いま他県での葬儀にお参りすることは難しい状況です。「葬儀に行くことができないけれども、手をあわせたい。本堂でお経を読んでほしい」とのご希望を受けてのことです。葬儀で読む『正信念仏偈」をいっしょにあげました。こういうお勤めもあるのですね。儀式を行うことの意味をご門徒さんから教えていただきました。