次の日曜日は永代経法要をお勤めします。
永代経というお経があるのではありません。永代に渡ってお経を読んでいきましょう、阿弥陀仏のみ教えにふれる時間を子々孫々まで大切に伝えていきましょう、という意味です。
西法寺も今の場所に本堂が建立されて150年ほど経過しています。
たくさんの方が、本堂でお念仏を称えられたことでしょう。
それを未来に渡って受け継いでいこうということです。
受け継いでいくためには、お参りいただく方が絶えないようにしなければなりません。
今、よくお参りしていただくご門徒の方達は、亡きご両親やお姑さんの姿にふれ、お参りされるようになった方が多いようです。それを次の世代の方に、あるいは新しい方たちに広げていくことは、なかなか挑戦しがいのある課題のように思われます。
読経の後には住職の法話(おはなし)もありますので、にわか勉強をしているところです。さて、どうなりますか。
なお永代供養と永代経法要は字は似ていますが、別物です。
こんにち永代供養という場合は、墓や信仰を受け継ぐ人がおらず、お寺の納骨堂や共同のお墓に遺骨を納め、それをお寺が管理することを指すことが多いのではないでしょうか。