先月、何人かの方から「歎異抄を読みたいのだけれども、おすすめの本はありますか?」と尋ねられました。滅多にあることではないので、私も『歎異抄』を読み返したり、解説した本を何冊か手に取り、」こんな本がありますよ」おすすめをしてきました。
歎異抄は、親鸞聖人の弟子であった唯円が書き留めた語録です。
「善人なほもって往生をとぐ。いはんや悪人をや」。聞いたことがある人も多いことでしょう。
本願寺からも幾たびか解説書が出版されていますが、このほど、『いつでも歎異抄』というタイトルの本が出版されました。私も早速読みました。

読む、感じる、思い浮かべるというコンセプトで、展開していきます。B5サイズ。字も大きく、読みやすいのではないでしょうか。私も、所々、本文を音読しました。

「『歎異抄』を読みたい」という方がいらっしゃればすすめようと思います。1冊770円で手ごろでもありますし。本堂にも何冊か置きますので、お参りの方、ぜひ手にとってみてください。
若い人向けということなので、中学生の姪っ子にプレゼントしてみましょううか。でも、読んでくれないかなー。