ズームは便利なのだけど

コロナの感染拡大で、さまざまなことがオンラインで行われるようになりました。
浄土真宗本願寺派因幡(そ)の執行部会も、先日、ズームで初開催。
組(そ)長さんの導きのもと会議は成立。うまくできなかった方とは、後日、補講をされるそうです。


コロナの終息が見通せないなか、こうした形での会議が増えていくことは避けられません。

そのズームですが、アメリカ本国で法人税を納めていないそうです。
他にもナイキ、フェデックスなど超巨大企業も納めていません。
ナイキは人種差別反対のメッセージを明確にしている企業です。ちょっと意外でした。

なぜこんなことができるかと言うと、税制上の優遇措置という名の抜け穴があるからです。

バイデン大統領は、「私は誰も罰することはしない。しかし普通の人々がだまされることにはうんざりしている」と税金逃れを続けている大企業に苦言を呈しています。

「たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない」
(中村元訳『ブッダの真理のことば・感興のことば』36ページ 岩波文庫)

ブッダの言う通りだからこそ、政治の役割が期待されるところです。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“ズームは便利なのだけど” への 1 件のフィードバック

  1. 状況的にリモート会議をするしかなく、zoomまみれのわたくしです。

    この会社は、さぞや業績を伸ばしているのだろう、と思っていましたが、税金払わんで済んでいるとは…。

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