坊守です。
きょうは4月8日、お釈迦さんの誕生日です。ハピバースデー!ガウタマ・シッダールタ!!(軽い)
シッダールタは、仏陀になる前は、インドの小さな国の王子だったわけですが、花畑で産気づいたお母さんの右脇の下から生まれ、その場で7歩あゆみ、右手を上に左手を下に向け「天上天下唯我独尊」と言った赤ちゃんだったそうです。そのことを大学の仏教学の講義で聴いた私は(当時18歳)椅子から転げ落ちるべきなのか、笑わず真顔で呑み込むべきなのか、思わず周囲の様子をうかがったものです。
そして、この疑問は、つい最近まで抱えたままでしたが、中央仏教学院の先生が、この状況の意味するところをお話くださり、謎が解けました(同じ謎を感じていらした方は、機会があれば解説します)。
この方が居なければ、住職もわたしも、いまここにはいなかったに違いありませんので、お誕生は祝っておきましょう。
予定通りであれば、仕事もお休みをとって、網代の道場で皆さんと甘茶を飲んでいたはずなのですが…かないませず。コロナ感染が収まってほしいと切に思う春も2度目をむかえてしまいました。
空いたスケジュールは、雪で折れた我が家の庭木の枝を始末して、西法寺農園の草取りや種まきにあてました。
昨年の種がこぼれて、フジバカマが数株芽吹いていたのと、アジア野菜のパクチーも、ひと株自生していました。

ハコベやオオイヌノフグリ、踊り子草が地面を覆って、その隙間から、ナナホシテントウが赤い姿をみせてくれて、それはかわいらしい情景でしたが、お花も作っていきましょう。
種は、キンセンカ、サポナリア、ゴデチャなどを蒔きました。