次の日曜の午後、お寺で勉強会があります。
浄土真宗本願寺派には「教章」という短い文章があります。同じ宗門に集う方たちに、浄土真宗の要旨を伝えるとともに、新しくご縁のできた方々に知っていただく自己紹介といったテキストです。
https://hongwanji-shuppan.com/source/download/k_a4.pdf
この「教章」の解説を私が行うことになっていて、昨日からにわか勉強をしています。
初めて知ることもあって、なかなかおもしろい。
例えば山号。お寺は○○寺の前に○○山とついていることをご存知でしょうか。
本願寺は龍谷山本願寺が正式な名称です。龍谷という山号。本願寺の原初が京都東山のおおたににあったことが由来です。漢字で変換できないのですが、このおおたに、「谷龍」の一文字の漢字で「おおたに」と読むそうです。だから龍谷という名称の学校法人があるのですね。
西法寺の山号は浄教山。地図を探してもうちの近所にそんな山はありません。お隣の天台寺院さんは医王山。薬師如来の別名は大医王仏です。そこからとられているのだと思います。
と、こんな話は教えとあまり関わりのないことなのですが、みなさんに興味をもってもらえるようなエピソードも盛り込んで、楽しい勉強会にしたいと思います。