先日、ご門徒さんより「古い戸籍をとりよせたところ過去帳に記載されていない名前があり、調べて欲しい」との依頼がありました。
今日、分かったことをお伝えしました。それは、過去帳に記載してあった古いご先祖さんの名前は通称で、本名が記載されていなかった、古い戸籍にあった名前が実はご本名だったということです。
今ではないことですが、船主さんが乗組員の子どもさんに戸籍上とは違う別の名前をつけることが数十年前まであったそうです。通称の方が戸籍上の名前よりも使われていたということなのでしょう。名子(なご)というそうです。
ちょっと謎解きができたような気分でした。