モノは巡る。心と共に

坊守です。
午後はお寺の会議や葬儀が入っていたため、午前中にあちこちにおつかいをしました。


先日、遠くの先輩から美味しい文旦がひと箱届いて、いつもいただいてばかりの我々なので、少しお裾分けしましょう、となりました。

今朝の一軒目は住職が親友と呼ぶAさん宅へ。いちどお裾分けしたそうなのですが、電話がかかって「あとふたつ皮が欲しい」とおっしゃった気がするけど、どういうことだろう?と謎が残ったまま住職から投げられた案件。とりあえず2個持っていったところ「それそれ」とAさん笑顔になりました。3月にある地域の文化祭で、自作の籠を出すのだけど、気の利いたものを入れて展示したかった…ということでした。住職にはカゴが皮に聞こえたのでしょう。笑笑

謎が解明されたあとは、ナモの「実家」でもあるご門徒さんのところへ。先日立派なカレイをたくさんいただいたのでそのお返しも兼ねて。すると、「そんなお返しなんて考えたらいけんでと住職に言っといて」と。

さらにもう一軒、ご門徒さん宅へ。玄関をあけると「正信偈」が聞こえてきました。「家で流してたんですよー」とのことでした。

この冬は雪であんまり出歩かなかったので、顔が見られただけで、お互いニコニコになりました。

おつかいが済んだら、大急ぎで岩井に帰って、きょう傘寿のお誕生日を迎えるBさんにあげる、ちらし寿司づくり。盛りつけたタイミングで、住職がお勤めから帰ってきたので、2人でお届け。


わぁ!嬉しいなあ、と涙ぐみながらストレートに喜んでくれました。


もう少し若かった頃のBさんは、お寺のお参りだけでなく、境内の草引きをよくして下さっていました。こんな風に支えてくれる人がいるんだ!と、法事くらいでしかお寺の門をくぐることのなかった私には、驚きの存在でした。

お隣さんの顔も知らないことは珍しくない東京からこちらにきて、田舎はお裾分けや、助け合いが残っているなあ、と思います。

なにより、
「あの人たちに…」と思ってくれる心がありがたいなあ、と思います。月並みな表現ですけれど。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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