本来なら月2回の習字教室は、コロナや大雪の影響で、昨日がことし2回目。新たな会員の方が加わって少し賑やかになりました。
引き続き放哉の句を書いています。
「犬が覗いていく垣根にて何事もない昼」
「あらしの中のばんめしにする母と子」

非常に孤独であったであろう放哉ですが、句で切り取っている風景はどこかあたたかい。
「打ちそこねた釘が首を曲げた」
誰でも経験あることではないでしょうか。私にももちろんあります。
筆が上手くなりたいと思って書いているのですが、先生の見事な筆によって書かれた放哉の句をながめているだけでも楽しいものです。