坊守です
1月に引き続き押せ押せの状態で仕事をしている今月ですが、きょうのように休日があると助かります。庭の手入れが少しできました。
さて、きょうも葬儀で、合間に昼食に戻った住職がテレビをつけたら、ニュース速報が流れました。東京五輪・パラ会長が辞任するとのこと。のけぞるような差別発言をした人物には当然の結果で、むしろ遅すぎるくらいに感じます。
わたしも社会人なので「男性はずいぶん下駄を履かせてもろてはるやないの」とアンフェアを感じる場面は、何度も経験しています。
今回は謝罪会見しても幕引きできないくらいに内外の世論が形成されたことに、一方でホッとしたのでした。
森喜朗氏の問題発言はこれまでも多くありました。
「日本は神の国」
「子どもをつくらない女性を税金でみるのはおかしい」
「大事な時に必ず転ぶ」(ソチ五輪で転倒した浅田選手に)
仏教では智慧と慈悲が重要な要素ですが、この方に関しては、知性も情も足りてないな、と思います。差別発言に遭遇した時は、相手が誰でも笑って済ませるもんかと再確認しました。
ただ、クリントン大統領夫妻が来日した際のやりとりには、笑わせてもらいました。
森「フーアーユー」 (how are youを間違えたらしい)
クリントン「アイム ヒラリーズ ハズバンド」(私はヒラリーの夫です:相手のミスをジョークで返したつもり)
森氏「MeToo!」(わたしも同じです)
こんな落語みたいなこと、ほんとにあったんでしょうか。
うーむ