1日、大山(だいせん)を一望できる同町の正福寺さんにうかがいました。私が名ばかりの事務局長をつとめている鳥取宗教者平和協議会の打ち合わせがあったのです。宗派をこえて平和や人権について考えて、行動していきましょうという集まりです。岩美町から大山町は百キロ近く離れています。ちょっとしたドライブでした。
浄土真宗の僧侶が2人、曹洞宗、プロテスタントの牧師さんの計4人で近況を交流しつつ話し合いました。
プロテスタントの牧師さんとお話できたのは初めてです。教会でパンと葡萄酒をいただくことができなくなったこと、礼拝の日程を分散させたり、ネット配信するなど、集まれない中でも知恵を絞って活動していらっしゃいます。
会場の正福寺さんは曹洞宗のお寺さんです。長年、樹木葬に力を入れておられます。いまも毎月、数人の方から申し込みがあるそうです。なんと専任の事務局員さんも働いています。掃除、手入れが行き届いているのもうなづけます。
花が咲く時期には綺麗でしょうねー。

小さな墓石が大山の方に向かって配置されています。私が訪れた日にも、お墓に手を合わせる方の姿がありました。

大山を一望できる素晴らしいロケーション、そしておそらく他の寺院が運営している樹木葬や納骨堂に比べて料金がかなり安いと思います。樹木葬を担当されている前住職の渡辺さんは、経済的に恵まれなかった方の葬儀も快くつとめていらっしゃいます。なので頼りにされる存在です。
この方から頼まれたので、私は名ばかりですが、事務局長を引き受けることにしました。
話し合いの結果、会員の方々から、コロナ禍のなか、どう過ごされているかよせていただいて、私がニュースにして交流しましょう、となりました。
もう一点。日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める署名に取り組みましょうと相談しました。うちのお寺にも置きますので、署名をぜひお願いします。