学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題が連日報じられています。任命を求めるネット署名も14万人を超えたそうです。また、昨日は国会で宗派をこえた宗教者が記者会見し、「学問の自由をゆさぶる」として抗議声明を発表しました。
学術会議は「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」という立場を堅持してきました。戦争に協力した反省からです。任命を拒否された研究者の方たちは安保法制に批判的な立場をとっています。
首相は、「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点」から任命を拒否したとし、「学問の自由とは全く関係ない」といいます。そうでしょうか? 「全く関係ない」どころか、政府の施策への立場を判断材料にしたとしか思えません。
反対意見をどう扱うかによって度量の大きさは測れると思うのですが。菅さんというのはこういう人なんだなということがハッキリ示されたといえばそれまででしょうか。
学問の自由は、これを保障する。
憲法を遵守する立場から、政府は任命拒否を撤回すべきだと考えます。
私も全く同感です。総理大臣の顔が替わったのに...おんなじような人でガッカリしてます。
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