きょうは三回忌の法事がありました。亡き方のお孫さん・Aくんは当時、小学2年生。通夜のお勤めの前に私の控え室にやってきて、突然の別れにおばあちゃんが好きだったこと、会えなくなり寂しいこと、おばあちゃんが「人には優しく」と言っていたことを私に教えてくれたのでした。
昨年の夏にはお寺主催の寺子屋にきてくれ、時々、通学路でみかけたりすると挨拶もしてくれます。
「あの時、部屋にきてくれたことを覚えてる?」ときいてみると、「うん」と。きょうは本堂のいちばん前に座り、法事にお参りされた方にお弁当を渡すお手伝いもしていました。
おばあちゃんの教えはAくんのなかに生きています。そのことがとてもうれしく、たのもしく感じるのでした。