台風の中心から離れた鳥取でも風が強まってきました。大丈夫と思わないで、お互いに備えをしましょう。
午前は自宅での年回法要、その後、本日朝にご往生されたご門徒さんの臨終勤行、そして、午後はお寺の責任役員の会議を短時間おこないました。
議題は、倒壊しかねないお寺の裏山の樹木への対策、秋の報恩講、10回目となるチャリティーコンサートについてなどなど。
葬儀はなんのためにするのか、直葬や葬儀の簡略化の流れをどう考えるかについても意見交換しました。鳥取市内の葬儀会社から、僧侶との意見交換の場を持ちたいとの連絡があったことを受けてのことです。葬儀の簡略化は企業にとっても死活問題でしょう。葬式仏教とやゆされることも多いお寺ですが、その場にさえ入れない状況が進行しているのです。
「お寺は社会の利益であるからお布施には課税されない。お寺がどういう役割を果たしていくのから考えないと」との意見も出されました。
私としては、経済的な理由で葬儀に僧侶を呼べないという方が町内にいらっしゃれば対応するつもりでいます。それにとどまらず、何ができるのか見聞きしつつ、できることを増やしていきたいと考えています。