亡きお母さんのスルメをいただく

新しく書き直した過去帳をもってご門徒さん宅へ。私の字を「えらい上手だが」と喜んでくださって恐縮するばかり。「これからはぜひ開いて手を合わせてください」とお伝えしました。

「住職さん、これ持っていって」と手渡されたのは、亡くなったお母さんが生前最後に手掛けたスルメでした。「新聞紙に包むのがお母のやり方で。これが最後の分だけえ、食べて」と。

一瞬胸がつまりました。魚の行商歴50年をこえる亡きお母さんの最後のスルメ、ありがたくちょうだいします。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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