8時15分、平和の鐘をつきました。

1945年8月6日、午前8時15分、アメリカにより広島市に投下された原子爆弾は10数万人の命を奪いました。その痛みを、その事実を忘れずに記憶しましょう。
「戦争を終結させるため」という理屈をアメリカは今も掲げ続け、現在は核兵器は抑止力であるという立場、さらには先制使用もありうるとの立場に立ち、核兵器の小型化などを進めています。日本政府は核抑止力を肯定し、核廃絶の条約に被曝国でありながら反対しています。その事実を知り、記憶しましょう。
世界的なパンデミックの前に、各国が軍事力や軍事・防衛に莫大な予算を注ぎ込んでいることはこのままでよいのでしょうか。その事実を記憶し、どうすれば良いのか考えましょう。
当寺院の鐘には、「昭和十七年 第十三世代 供出」と刻まれています。聖戦により大東亜に平和をもたらすという時流のなかに当時の浄土真宗もありました。戦争の鐘の事実を記憶し、平和の鐘を鳴らしましょう。
次は8/9 午前11時2分につきます。