きょうも雨です。本でも読んで過ごせたらいいのですが、事務ワークに追われています。本堂につける予定のクーラーも、この天候では工事ができません。
作業の合間に、境内の蓮を見に行きました。そろそれ咲いたかなと期待していたのですが、あともう少し。

と思ったら、一輪咲いていました。

蓮の葉っぱの上には雨がたまっていました。これはこれでおもしろい。

一蓮托生ということばがあります。運命共同体といった意味になるでしょうか。このことば、浄土で同じ蓮の花の上に生まれることをもともとの意味としています。随分違う使われ方になってしまってますが、どこかで蓮の花をご覧になる機会があったら、「一蓮托生って言うでしょ、実はね」なんて会話になると仏教を身近に感じられるかもしれません。
一蓮托生。
そんなありがたい意味があるのですね。勉強になります。
最近では、政治家にまつわる金や文書改竄などでの、政治家同士や政治家と官僚などの関係で、「同じ穴の狢」「死なばもろとも」みたいな意味で使われてばかりで、嘆かわしいことです。
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仏教から生まれた言葉は、けっこう反対の意味になってしまっています。法螺をふくは、もともと、いまから説法が始まりますよ、という合図だったそうですから。
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