この土日は四十九日のお勤めが3連続し、住職はあっちゃこっちゃしておりますので、今日は坊守から西法寺農園リポートを。
お日様がそれなりの高さになると雨がやんだので、ジャングル(畑)に足を踏み入れました。
特記事項は、2本植えたが1本しか育たなかったオクラに花がついたこと!

オクラの花、ムクゲに雰囲気が似ていて、これが野菜で無かったら、十分観賞用になるんじゃないかと前から思っているのですが、やっぱりきれいです。
ズッキーニは引き続き成長中、ただし、雨にうたれて大きくなる前に傷んだものも出てきました。
ヒマワリは、勝手に生えたものがひとつだけ、人間の背丈を超えて暴走中。7月初旬には咲いてしまうかもしれません。
地這い農法で地面に拡がり放題のプチトマトは、熟しはじめました。土に接する茎からは、フリンジのようにぎっしり根が生え、生命力を感じます。低いところに実がなる方が収穫に便利だろうと思っていたら甘かった。土にべたっとはりつくように実があると、赤い実に手が届きにくく、実を取るつもりが枝ごと折れてしまうことが多発しました。

敗北感を抱いて畑を後にしました。「青いトマトを無駄にしない手立ては?」と、インターネットを検索したところ、ジャムやピクルスになるようで、ピクルスに加工することにしました。ピクルスとは、西洋の漬物ですが、甘くて酸っぱい、夏向きの味です。

いちおう、作り方もご紹介
①青いミニトマト20個前後を半分に切って、塩をふって30分以上置く
②調合した酢(水と酢それぞれ100cc、砂糖40グラム、塩小さじ3分の1)をひと煮立ちさせて、
③①のトマトの水気をとったら、清潔な空き瓶に詰めて、[ニンニクひとかけ、ローリエ1枚、タカノツメ1個]も投入し、その上から②をそそいで瓶の蓋をしめる。
1日程度待てば、出来上がり。