先月、ご往生された大正生まれの方のお宅で午前、中陰のお勤めがありました。
葬儀の当日は全国に緊急事態宣言がだされ、葬儀の規模もごく小さくする必要がありました。2週間後の四十九日には、葬儀に参列できなかった親族の方々もお参りしたいという希望のようです。お寺としては、ひきつづき、手指の消毒、マスク着用、椅子を離す、換気を心がけるという対応をとることをつづけています。お参りが大勢となり本堂が密になるようなら、別室のモニター越しにお参りしていただくことをお願いするかもしれません、とお伝えしました。
お墓のこと、過去帳のことなどの質問もいただにました。コロナウイルスとの関わりで中陰のお勤めができず、葬儀の日から次のお勤めは四十九日ということも今年はありました。自宅にうかがう中陰のお勤めは、疑問に感じることを気軽に尋ねることのできる機会でもあると思います。