労働者諸君!(寅さん風に) 坊守です。
きょうは「メーデー」100周年らしいですが、こんな時なので中止。かわりに、鳥取県内ではコロナ電話相談が明日まで持たれます。
わたしも網代の草刈り後、電話をとってきました。労働組合の経験はあまりないのですが、知らない方のお話をうかがったり、生活相談なら大丈夫なので、少しでも何かしようと相談係に手を挙げました。
電話はそんなにたくさん入っていませんでしたが、「仕事が待機になり、おうちのローンが払えるか不安」という方と話しました。ダブルワークしていたが、ひとつダメになったという方もいました。収入半減どころか8割減でした。
同じ時間に係をした病院職員から、鳥取でもコロナの影響を受け始めた患者さんが出てきたことを教えてもらいました。「大変な方々が出るのは、これからでしょう」と彼女。
また、彼女は「お寺の方たちにもきいてほしい話がある」と。経済的困難を抱えた患者さんが、葬儀やお墓をどうしようかも死後のことにも悩みながらあられることを話してくれました。いまは献体ですら、コロナ問題を理由に受け付けてもらえなくなっているそうです。
僧侶の皆さんには貧困の現状を、一端でも良いので知ってもらえる機会があればいいな、と思いつつ戻ってきました。いくらでも情報提供できます。宗派も問いません。
明日も相談は受け付けます。お近くで不安な方がいたら、知らせてあげてください。
