無明長夜の燈炬なり

昨晩から止むことなく雨が降り続き、溝が溢れるほどです。今日は夜、お通夜のお勤めです。午前中にご家族から涙ながらに故人の思い出を伺いました。漁師のご主人とともに朝早くから働き、時には船に乗ることもあったそうです。そしてご主人の出港を船が遠くに見えなくなるまで見送っておられたといいます。ご家族にとってともしびのような存在であったのだろうなとお話しをうかがいながら考えていました。

漁村には燈台があります。行手を示すともしびです。親鸞聖人は、「無明長夜(むみょうじょうや)の燈炬(とうこ)なり」とおっしゃいます。闇の中であかりをみつけるとホッとします。仏のお慈悲の心を燈炬と喜んでおられるのです。

ご家族のみなさんにとってつらいお別れです。悲しみはなかなかいえるものではありません。それでもお通夜・葬儀を節目として執り行い、亡き方への感謝を、そして私たちはいかに生きていくのか思いを馳せる時間にしていただけるようつとめさせていただきます。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中