店頭からマスクが消えていることを住職がボヤきますので、半ドンで帰宅後、縁側が明るいうちに、先日に引き続き、古ミシンを相棒に、布マスク生産にとりかかりました。
※ちなみに、マスクは、風邪っぴきさんが周囲にうつさないようエチケットとしてつけるもので、今回の新型コロナ予防には大して効果はありません。でも、ないのも困りますもんね。

型紙は手芸家の方がフリーで公開してくれている立体型のもの。「ダブルガーゼ」という布地の端切れを買って、何枚も切って、ミシンを走らせてと、同じ工程をひとまとめにしながら、ひとりマニファクチュア状態。
途中で例によって悪いネコの乱入が何度もありつつ、1ダースと少し、日暮れるころにできあがりました。
小物の縫い物ですが、アイロンは3回、まち針も打ちながら10工程ほどありました。「下準備がいちばん大事」と、自分に言い聞かせての作業でした。

「下準備」といえば、作業が最終コーナーに入ったあたりで、総理の記者会見がはじまりました。
このお人こそ下準備が足りてない…
学校を閉鎖して学童に行けというのは逆に感染リスクを高める処置でないのか? 共働きやシングル家庭、医療現場を守っている保護者はどうするの?
なんで?と思う方針が連打され、新型ウイルスより、人災にふりまわされてるんちゃうか?と思うここ数日でしたので、原稿まる読みの会見にイラっ。
そのせいか、最後の最後でミシンの針が折れました。
