坊守です。
午後は、地元で会議があり、早く帰れた分、気になっていた作業に着手しました。
このところ、
気づけば障子が破れる現象が起きていたのです。
お参りの方の目に触れることはない我々宅の事なので、しばらく様子をみていたのですが、破れ度合いは、か細い線香花火状から、打ち上げ花火へ、あげくにダイナマイト倉庫の大爆発へと拡大。
お化け屋敷に使えそうなほどに仕上がりました。
「破れない」という売り文句のプラスチック障子紙を張り替えることにしました。
障子を外すとただでさえ寒かった室内が一気に冷えこみます。白い息を吐きながら、紙を濡らして剥がし、桟をタワシで洗っていると、興味津々でナモが走ってきました。
そして…我々は、障子破りの被疑者がやはり犯人だったのだと断定されるゲンバを押さえるに至ったのです。

シマシマの小さい前足が、障子から突き出される様子の可笑しかったこと! 紙を外して骨組みになった障子を、ナモは得意顔でジャングルジムのようにのぼりました。

笑わせてもらったので
「これでいいのだ」
破れるものがあったからネコが破いたのです。
今度は柱で爪研ぎを始めますよ 覚悟の程を
いいねいいね
おっしゃるとおり!
壁でとぎ始めましたので、住職が爪とぎ用の段ボールを貼り、ごまかしています。
いいねいいね