冷たい雨が降りしきる1日でした。
今日は午前中に50回忌のお参りがありました。故人がお亡くなりになってから丸49年となりますので、法事をしていただくこと自体が尊いことです。
若い方もお見えでした。当然、50年前にご往生された曽祖父のことは知りません。もしかしたらご法事がなければお名前を知らないままに過ごしていたかもしれません。祖父・祖母までの記憶はあっても、それ以前については名前もよく知らないという方もいらっしゃると思います。
私につながるいのちを10代までさかのぼってみると1024人の方がいるそうです。単純な計算ですからその通りではならないかもしれませんが、そう考える無数のいのちに支えられて今の私がある、ということがわかります。
とにもかくにも、私のところまでいのちが巡ってきたことに深く感謝する日が50回忌ではないでしょうか。