先週につづいてお通夜です。
その席で、樹木希林さんが遺された言葉を少し紹介しました。
「死というものを日常にしてあげたいなと。子供たちに、孫たちに。そうすれば怖くなくなる、そうすれば人を大事にする」
病気を公表し、死と向き合いつつ輝いて生きぬいた樹木希林さんだからこそ、その言葉に耳を傾けたいとたくさんの方が思われたのでしょう。この本は70万部も売れたそうですから。

「拝まないとバチがあたるなんて裏口入学みたいなかけ引きするわけないもの。光は生を受けたもの全部に当たるんで、ただ受けとるこっち側が、スモッグがかかっているか晴れているかによってその光は、くすぶったり、輝いたりするんだと思うのよね」
神仏の捉え方にもハッとさせられます。