きのうのニュースで、アマゾンジャパンが17、18年度分あわせて300億円の法人税を日本に納付したことを知りました。課税逃れが世界で批判されていました。方針を転換したということでしょうか。
そんなニュースに触れつつ、とある仏教本を読んでいたらこんな下りが。
努め励んで得た富は、自分ひとりのものと考えて自分ひとりのために費やしてはならない。その幾分かは他人のためにこれを分かち、その幾分かはたくわえて不時の用にそなえ、また国家のため、社会のため、教えのために用いられることを喜ばなければならない。
一つとして「わがもの」というものはない。すべてはみな、ただ因縁によって、自分にきたものであり、しばらく預かっているだけのことである。
初期仏教の経典『六方礼経』に、こんなことが書かれているそうです。
もしかして、アマゾンの幹部の方も読んだ? そんなわけないか。