対米英開戦から78年目にあたって

戦前の日本が、ハワイ真珠湾、イギリス領であったマレー半島のコタバルを奇襲した1941年12月8日から78年の日を迎えました。

「かれらもわたくしたちと同様であり、わたくしもかれらと同様である、と思って、わが身に引きくらべ生きものを殺してはならぬ。また他人をして殺させてはならぬ」(『ブッダのことば』岩波文庫)

「仏が歩み行かれるところには、国も町も村も、その教えに導かれないところはない。そのため世の中は平和に治まり・・・民衆は平穏に暮らし、武器をとって争うこともなくなる」(『仏説無量寿経』より)

これが仏教本来の教えです。しかし、浄土真宗は、これを貫けず、戦争を肯定し、戦争に乗じてアジアに500弱の拠点をを作っていった歴史を持っています。戦後、接収・破壊されたのは当然のことでした。

前ご門主の大谷光真氏は、1995年に次のように述べています。
「人間の罪業ともいうべき戦争は、人間の根源的な欲望である煩悩にもとづいて、集団によって起こされる暴力的衝突であります。そこでは非人間的行為が当然の事となり、『いのち』は物として扱われ、環境が破壊されます。それへの参加を念仏者の本分であると説き、門信徒を指導した過ちを厳しく見据えたいと思います。宗祖の教えに背き、仏法の名において戦争に積極的に協力していった過去の事実を仏祖の前に慚愧せずにはおられません」

改めて不戦への決意を迫られる12月8日です。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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