坊守です。
休日のしめくくりは…
怒涛の豚汁作りから明けて、今日は午前中は法事、午後は責任役員会と、やっと通常の休日(?)を迎えました。
さあ、この役員会が終わったら、今日の任務は完了だ、と思っていたところ、ある門徒さんがみえました。
「役場からもらった書類を明日出さないといけんだが、書き方が分からんけ、相談に来た」と。
手にされた書類に目を通すと「元気なうちに、あなたの意思を」と書かれてある何かの冊子の終活ページのコピーでした。高齢者には難しいかもしれない設問もあり、会議の後で一緒に書くことにしました。
病気の告知や延命治療の希望、葬儀、遺影を準備しているかどうか、葬儀費用はあるか、墓、など…近しい家族、知人のいない高齢者に、もしものことがあった場合、病院や公的機関には必要な問いではありましたが、身寄りがない方だからこそ、解答に困りそうな内容もあり(緊急連絡先、喪主の希望など)、家でひとり、これを書くのをつらいと感じる方もおるだろう、と思いました。
聞き書きもやはり難しく、見開き3ページを埋めるのに1時間半かかりましたが、とりあえず完成。
緊急連絡先は住職のケータイにしました。こんどお寺参りに来られた時に、私が遺影を撮ることにしました。知り合いカメラマンによると、遺影を撮った人は、長生きするそうですから。
