あるご家庭のお仏壇の引越しに立ち会いました。正確にいうならば、町内のお宅にある古いお仏壇を本日処分し、新しいお仏壇をお迎えしての法要を本日、鳥取市内のお宅で行ったのです。

一般的には仏壇を引っ越したり処分する際は魂抜き、仏壇を新調する際は魂入れといわれます。
浄土真宗では、遷仏法要、入仏法要と言います。
古い日本家屋であれば仏間があるのですが、いまの住宅事情ではそうもいきません。
私は古い仏壇を譲り受けましたが、仏間のある家というのは芯があるような気がします。
仏壇のある家に住む子どもたちは、自然と手を合わせる習慣が身についているように感じます。
将来の人たちが仏壇を昔話にしないよう、私も受け継いでいきたいと思っています。