来年のカレンダーの見本をあちこちで見かけるようになりました。
お寺業界にももちろんカレンダーはあります。
浄土真宗は、いわゆる六曜を迷信として退けておりますので、カレンダーもすっきりしています。仏滅はもともと物滅と表記されておりました。六曜と仏教とはなんの関係もないのが実際のところです。
前置きはこのくらいにして、資料として山陰妙好人カレンダーが届きました。

念仏に生きる人、信心のあつい人のことを浄土真宗では、妙好人といいます。山陰地方の4人の方のことばをカレンダーにしたものですが、味わい深いことばがつづられています。
なもあみだぶつの さとにかえるぞ うれしや
と浅原才市さん(1850-1932)は詠まれています。
いつも仏の慈悲の光の中に私はいきているなあ。帰って行くふるさとがあるのだなあ。
そんな味わいを詠まれたのかなと想像します。
発行元は山陰教区教務所。一部100円です。長形3号封筒に入る幅で、コンパクトです。西法寺ではお世話になっている総代さん・世話方さんにさしあげようかなと考えているところです。
鳥取と言えばやっぱり源作さんですね!
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源左さんのことばいいですよね。カレンダーでもいくつか紹介されています。「如来さんからの もらいもので ござんすけえなあ」(10月)など、どれも味わいがありますよ。
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