本願寺が発行している月刊誌『大乗』。気軽に読める記事も多く、毎月、楽しく読ませてもらっています。
私たちが普段使っている言葉のルーツは、仏教にあったことを教えてくれる「仏教語講座」、9月号では「退屈」を取り上げていました。
この言葉、「もともと仏教語で、仏教修行の苦しさや難しさに屈して、仏道を求める心が退き、精進努力する心を失うこと」を意味していたそうです。
そこから、くたびれて気力が衰えること、困り果てるなどの意味になり、さらに転じて、倦怠の意味となり、ひまを持て余すという意味になっていったのだそうです。
えっ?!退屈しのぎになったって?
修行が足りませんよ!