県内本願寺派寺院で活動する仏教壮年会の研修会が鳥取市鹿野町でありました。
午前中の講演をうけ、午後はお墓や仏壇、終活についての参加者同士の意見交換でした。
地域に風習として受け継がれるお盆の迎え方、お墓に見栄をはってしまい後悔した体験談、仏壇をもつ家が減り、手を合わせる機会がなくなりつつある日常を心配しているという声、はじめは救われたいと思ってたくさんの念仏をしていたが、だんだん心境に変化があらわれてきた、などなど。
「そもそもお墓のなかった地域で、家族のお墓ができはじめたのは近年。遺骨の一部をお寺にもっていき、遺骨で仏さんをつくるようになり、現在3体目をつくっているところ」といった話もありました。
私などは数年前まで、阿弥陀さん、はぁ?
でしたから、みなさんのお寺トークを興味深く聞かせていただきました。
西法寺から参加していただいた方と、会場となったお寺の駐車場で案内をされていた方はなんと職場の同僚同士。どこのお寺の門徒なのかといったことは会話ではでてこないでしょう。お互いにびっくりされていましたが、これからはお寺トークができるのかもしれませんね。