戦前の手紙に思う

きょう、ご門徒の方から戦前の御文章を貸していただきました。御文章とは室町時代の蓮如上人の手紙をいうのですが、貸していただいた御文章には、戦時中の勝如上人の消息が収められています。内容をひとことでいうならば忠君愛国の精神をもって生活しましょう、そんな手紙です。

初めて目を通し、びっくりしました。これは戦争を肯定し、推進する恥ずべき歴史の証人です。阿弥陀さんや浄土を戦争推進の道具として使うところまで堕落し、国家神道にのまれたのが当時の真宗だったのです。

そして肝に命じました。歴史の事実を知らなければ、苦しい局面に立たされた時、都合よく教えをねじ曲げかねないのが私たちである、ということをです。

お盆の法要で、私は戦前の消息を一つ読み上げてみようと思います。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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