坊守です。
今日は海の日にふさわしい晴天でした。では来週日曜は何の日でしょうか?
参議院選挙の投票日ですね。
この週末は、メディア各社が選挙情勢を報じていました。
気になったことのひとつが、選挙への関心の低さ。投票率が5割台だった前回の国政選挙よりも「関心あり」の回答は下がっており、このままだと投票率も低いかもしれません。
議会制民主主義の国で、国民が投票に行かないことが何を意味するか、少し考える必要があると思います。
こんなデータを見ました。ここ10年ですべての有権者の何割が、いま政権にいる政党(与党と呼ばれます)に投票したのか? という数字です。
何割だと思いますか?
…はい、毎回2割に届いていません。それでも国会の議席は与党が6割以上を占めておられるのです。
(ミラクル〜)
投票率の低さがこの結果を叩き出しています。行かん人多めで、残った人たちだけで投票を行うと、こんな結果になるんですね。
支持政党のある人から無党派まで、どんな立場から見ても、フェアじゃない。
「自分とは感覚や意見の違う議員が多い。政治は遠い。キョーミない」と考えて、選挙に行かない選択をすると、ますます政治が遠くなりそうだな、と思いました。
また、メディアにも注文はあります。各党の獲得議席の予想より、どんなことが今の国政で問われているのか?読者や視聴者に投げかけるニュースがもっと欲しいです。最初から結果の分かった試合なんて、参加する気になりにくいですから。
日本で普通選挙が行われたのは1925年、まだ100年も経っていません。女性が選挙権を得たのは戦後で、さらに最近の話です。せっかく得た権利ですから、使いましょう。
わたしも一生懸命考えて、投票に行きます。あたたかい心と冷静な頭脳をもった人(慈悲と智慧…)が、ひとりでも多く出てほしい。
とりあえず先週から、愛車のお尻にこんなワッペンを付けて走っています。